さて問題です。(スザルル・ギャグ)
嘗て無くしょーもないです。
最早自分でも意味不明な程キャラ崩壊してますのでご注意下さい。
真面目ちゃん代表なスザクくんが、特にソーファーラウェイな感じである。
ちなみにジャスティスの行方も星の彼方ですので、ある意味猛毒です。
OKドンと恋!な方だけレッツスクロール。
↓
↓
↓
**********************
「おいスザク、ちょっと……」
通りの向こうを歩くカップルへと、スザクは憚ることない視線を向けていた。
ガン見もガン見、超・絶ガン見だ。
断言しよう。
今時、親の敵を討とうとしている奴でさえそこまでの眼力は発揮出来ない。
まあ無論、それは他ならぬ俺自身の事なんだが。
先程からシャツの袖を二、三度引いて呼びかけてみたものの、何故かまるで反応が無い。
今何を考えているのか全く読みとれないその表情は完璧なるポーカーフェイス。さながら獲物を狙う鷹の目だ。
お前の無表情で凝視される身にもなってみろ。ハッキリ言ってかなり怖いぞ?
「スザク!」
「んっ?何?」
「何じゃないだろ。それやめろ!」
「え、何?」
「だから、見てるだろ向こうも!」
「ん?」
駄目だこいつ。まるで気付いちゃいない。
「いくら気になるからって、赤の他人だぞ。そんなにジロジロ見るものじゃないだろ」
「え?……ああ!」
ようやく気が付いたのか。はっきり言って遅すぎる。
何だか久しぶりに合った気がする視線に訳も解らぬままホッとして、とりあえず脱兎の如く駆け逃げ出して行くカップルへと申し訳なさそうな視線を送っておく。
ジェスチャーやニュアンスというものは非常に大切だ。特にこういう局面においては。
うちの子が、ご迷惑お掛け致しまして大変申し訳ありません。
例えて言うならそんな感じだ。
というか!何故俺がそんな事してやらなきゃならない?
お前がやるんだよスザク!
寧ろ言え「ガン見してごめんなさい」と!リピートアフターミー!
突然の通り雨に振られ、現在本屋の軒先に退避中。
車通りの多い道を挟んだ向かいの通りには、振り出してから出かけて来たのだろう一組のカップルが歩いていた。
……歩いて、いた。つまり、過去形だ。
言わずもがな、ついさっき駆け逃げ去っていったばかりの、スザクのガン見被害に遭ったあのカップルがそれである。
無論、今はもう、彼らは居ない。
「おい……」
「なに?ルルーシュ」
「何じゃないだろ。何か俺に対して言うべき事は無いのか?」
「ああ。傘が無いね」
そんな事は解ってる。いや、解り切っているんだよスザク。
俺が言いたいのは、そういう事じゃない。
繰り返して言うが、決して!そういう事を言いたい訳じゃないんだ。わかるかな?
「何故あんな目で見てたんだ?」
「うん。相合傘したいなって思って」
「………………」
「勿論、君と」
「…………………」
「最近ね、二人で差してもどっちも濡れない楕円形の傘が売られるようになったんだって。相合傘専用の傘らしいんだけど……。でも僕はね、ルルーシュ。あれは、邪道だと思ってる」
「で?」
「気付かなかったのかい?彼らが持ってた傘……あれこそが邪道だ。だって、楕円形だったんだよ?信じられるかい?実際に使ってる人がいるって事なんだ。わざわざ数千円も出して買って、二人で差す為にだけにわざわざ雨の日選んで出かけてるんだよ彼らは」
「それの、どこに、問題が?」
極上の(但し、生温い)笑顔をスザクへと向けながら、一言一言区切るようにして尋ねてみる。
嘗て魔神を目指していた俺だが、敢えて言おう。
今なら悪魔ではなく、天使にだって聖者にだってなれる。
「違う!間違ってるよルルーシュ!」
「それは、俺の台詞だ!!二重の意味で!」
「だって、相合傘って何の為にするものだと思ってるの!?」
ええい!人の話を聞けこの天然!
仕舞いにはジェレミア召還してもう一回ギアス使うぞ!
「ほう……では、答えてやろう」
「ああ、いいよ。聞こう」
「相合傘とは!男女が!二人きりで!愛を囁き合いながら、差すものだ」
「そうだ!解ってるじゃないかルルーシュ!」
「はあ?」
「だったら、二人ともきちんと肩を濡らしながら差すべきだよね?」
「何故そうなる?」
ルルーシュの質問を余所に、スザクは酷く満足そうな表情でニッコリ微笑むと、
「ルルーシュ!今から傘を買いに行こう!」
どっか吹っ切れちゃったような表情で雨の中に飛び出していった。
そんなスザクの背中は、無数の雨粒をその身に纏い、世界中の誰よりもキラキラと輝いていた。
**************
「相合傘っていうのは、わざわざ二人して濡れる為に差すものなんだよ。
だって、でなきゃそのまま○○○に連れ込めないだろう!?」
※上記○○部分は良心です。
でもルルーシュ。
君はそんな事、一生知らないままの君でいて?(矛盾!)
相合傘は、二人して濡れてこそ。
それがスザクさんのジャスティス。
ちなみに、性別の壁など愛の力で越えてみせるそうです。
頼もしい限りですね。
**************
嘗て無く訳わからんもの書いたな…眠いのかな私?(何故か2日完徹である!)
攻の軸がブレてればブレてるほど、そして受がガチノン気であればノン気である程、ギャグは書き甲斐(書き害ともいう)があるとおもっています。
……友達に見捨てられても全く文句言えないなあ、コレ。(遠い目)
最早自分でも意味不明な程キャラ崩壊してますのでご注意下さい。
真面目ちゃん代表なスザクくんが、特にソーファーラウェイな感じである。
ちなみにジャスティスの行方も星の彼方ですので、ある意味猛毒です。
OKドンと恋!な方だけレッツスクロール。
↓
↓
↓
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「おいスザク、ちょっと……」
通りの向こうを歩くカップルへと、スザクは憚ることない視線を向けていた。
ガン見もガン見、超・絶ガン見だ。
断言しよう。
今時、親の敵を討とうとしている奴でさえそこまでの眼力は発揮出来ない。
まあ無論、それは他ならぬ俺自身の事なんだが。
先程からシャツの袖を二、三度引いて呼びかけてみたものの、何故かまるで反応が無い。
今何を考えているのか全く読みとれないその表情は完璧なるポーカーフェイス。さながら獲物を狙う鷹の目だ。
お前の無表情で凝視される身にもなってみろ。ハッキリ言ってかなり怖いぞ?
「スザク!」
「んっ?何?」
「何じゃないだろ。それやめろ!」
「え、何?」
「だから、見てるだろ向こうも!」
「ん?」
駄目だこいつ。まるで気付いちゃいない。
「いくら気になるからって、赤の他人だぞ。そんなにジロジロ見るものじゃないだろ」
「え?……ああ!」
ようやく気が付いたのか。はっきり言って遅すぎる。
何だか久しぶりに合った気がする視線に訳も解らぬままホッとして、とりあえず脱兎の如く
ジェスチャーやニュアンスというものは非常に大切だ。特にこういう局面においては。
うちの子が、ご迷惑お掛け致しまして大変申し訳ありません。
例えて言うならそんな感じだ。
というか!何故俺がそんな事してやらなきゃならない?
お前がやるんだよスザク!
寧ろ言え「ガン見してごめんなさい」と!リピートアフターミー!
突然の通り雨に振られ、現在本屋の軒先に退避中。
車通りの多い道を挟んだ向かいの通りには、振り出してから出かけて来たのだろう一組のカップルが歩いていた。
……歩いて、いた。つまり、過去形だ。
言わずもがな、ついさっき
無論、今はもう、彼らは居ない。
「おい……」
「なに?ルルーシュ」
「何じゃないだろ。何か俺に対して言うべき事は無いのか?」
「ああ。傘が無いね」
そんな事は解ってる。いや、解り切っているんだよスザク。
俺が言いたいのは、そういう事じゃない。
繰り返して言うが、決して!そういう事を言いたい訳じゃないんだ。わかるかな?
「何故あんな目で見てたんだ?」
「うん。相合傘したいなって思って」
「………………」
「勿論、君と」
「…………………」
「最近ね、二人で差してもどっちも濡れない楕円形の傘が売られるようになったんだって。相合傘専用の傘らしいんだけど……。でも僕はね、ルルーシュ。あれは、邪道だと思ってる」
「で?」
「気付かなかったのかい?彼らが持ってた傘……あれこそが邪道だ。だって、楕円形だったんだよ?信じられるかい?実際に使ってる人がいるって事なんだ。わざわざ数千円も出して買って、二人で差す為にだけにわざわざ雨の日選んで出かけてるんだよ彼らは」
「それの、どこに、問題が?」
極上の(但し、生温い)笑顔をスザクへと向けながら、一言一言区切るようにして尋ねてみる。
嘗て魔神を目指していた俺だが、敢えて言おう。
今なら悪魔ではなく、天使にだって聖者にだってなれる。
「違う!間違ってるよルルーシュ!」
「それは、俺の台詞だ!!二重の意味で!」
「だって、相合傘って何の為にするものだと思ってるの!?」
ええい!人の話を聞けこの天然!
仕舞いにはジェレミア召還してもう一回ギアス使うぞ!
「ほう……では、答えてやろう」
「ああ、いいよ。聞こう」
「相合傘とは!男女が!二人きりで!愛を囁き合いながら、差すものだ」
「そうだ!解ってるじゃないかルルーシュ!」
「はあ?」
「だったら、二人ともきちんと肩を濡らしながら差すべきだよね?」
「何故そうなる?」
ルルーシュの質問を余所に、スザクは酷く満足そうな表情でニッコリ微笑むと、
「ルルーシュ!今から傘を買いに行こう!」
どっか吹っ切れちゃったような表情で雨の中に飛び出していった。
そんなスザクの背中は、無数の雨粒をその身に纏い、世界中の誰よりもキラキラと輝いていた。
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「相合傘っていうのは、わざわざ二人して濡れる為に差すものなんだよ。
だって、でなきゃそのまま○○○に連れ込めないだろう!?」
※上記○○部分は良心です。
でもルルーシュ。
君はそんな事、一生知らないままの君でいて?(矛盾!)
相合傘は、二人して濡れてこそ。
それがスザクさんのジャスティス。
ちなみに、性別の壁など愛の力で越えてみせるそうです。
頼もしい限りですね。
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嘗て無く訳わからんもの書いたな…眠いのかな私?(何故か2日完徹である!)
攻の軸がブレてればブレてるほど、そして受がガチノン気であればノン気である程、ギャグは書き甲斐(書き害ともいう)があるとおもっています。
……友達に見捨てられても全く文句言えないなあ、コレ。(遠い目)